トラピストクッキー - 今日のおやつ

先日、親類から北海道土産の定番『トラピストクッキー』をいただきました。
東京をはじめとする主要都市では入手しやすく、わざわざ北海道で購入する意義が薄れた感はありますが、土産話を聞きながら食べるのは良いものです。


トラピストクッキー

恥ずかしながら、おなじみのパッケージのクッキーは函館にある修道院で作っているものと誤解していました。
トラピストクッキーは各地の修道院で製造されており、ワタシがいただいたのは次の3種類でした。

  • 北斗市のトラピストクッキー: 北斗市の灯台の聖母トラピスト修道院が製造している
  • 函館市のトラピスチヌクッキー: 函館市の天使の聖母トラピスチヌ修道院で製造している
  • 日出町ひじまちのトラピストクッキー: 日出町の大分トラピスト修道院で製造している

駅や空港でよく見かけるのは、北斗市で作られているトラピストクッキーのようです。


灯台の聖母トラピスト修道院のトラピストクッキー

灯台の聖母トラピスト修道院のトラピストクッキー

おなじみのクッキーです。
水分量が少なく表面は少し乾いた印象ですが、口に含むとホロホロとほぐれてバターの味わいが広がる口溶けが良いクッキーです。
クッキーと言うとバターの風味が強すぎて重たいものもある一方で、こちらのクッキーは軽やかで食べやすいです。
数多くのクッキーを食してきましたが、この独特な味わいは何度でも楽しみたくなります。

天使の聖母トラピスチヌ修道院のトラピスチヌクッキー

写真を撮り忘れてしまったため通販サイトをご紹介しておきます。

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ココナッツクッキー10個入り/函館トラピスチヌ修道院 天使園  | サンパオリーノ - 修道院製品のお店 powered by BASE

天使の聖母トラピスチヌ修道院(通称:天使園)は、1898年、フランスのウプシー修道院から派遣された8名の修道女によって函館に創立されました。北海道の豊かな自然のもと、シスターが祈りを込めて手作りしたココナッツクッキー。良質なココナッツの風味と甘さが口いっぱいに広がります。「神さまがあなたを祝福し、豊かな恵みでみたしてくださいますように」。パッケージに描かれた可愛らしい絵と、お祈りの言葉に癒やされる逸品です。~函館トラピスチヌ修道院 天使園とは?~津軽の海に面し、青森の山々をはるかに望む丘に建つ、天使の聖母トラピスチヌ修道院(通称:天使園)は、1898年(明治31年)、フランスのウプシー修道院から派遣された8名の修道女によって函館に創立されました。修道女たちは、農耕・製菓・工芸品製作に従事しながら、神の栄光と世界の平和、そしてすべての人の幸せを願って「祈り 働け」(Ora et Labora)の日々を送っています。※「トラピスト」の正式名称は、『厳律シトー修道会』で、 ローマ・カトリック教会に属する数ある修道会の一つです。 シトー修道会の歴史は古く、1098年フランス、ブルゴーニュ地方シトーの地に創立された修道院にまでさかのぼります。 シトー修道会は聖ベネディクトの戒律を順守する観想修道会で、聖ベルナルド によって目ざましい発展を遂げました。 フランス・ノルマンディ地方、トラップ修道院の厳しい規律に従ったシトー修道 会のグループを、『厳律シトー修道会』、通称「トラピスト」と呼ぶようになりました。 現在、世界各国に修道士と修道女をあわせて、4500名程の会員がおり、世界平 和と、皆様の幸せのために、「祈れ、働け」の生活を送っています。____________________名称:焼菓子 原材料:小麦粉、ココナッツ、バター、グラニュー糖、卵内容量:10個製造者:宗教法人 天使の聖母トラピスチヌ修道院保存方法:直射日光、高温多湿を避け、常温で保存賞味期限:2025/4/20

shop.sanpaolino.jp

今回いただいたのはココナッツクッキーですが、ほかにも種類があるようです。
北斗市のトラピストクッキーとは異なり、卵を使用しており、素朴なアイスボックスクッキーのような印象でした。

大分トラピスト修道院のトラピストクッキー

大分トラピスト修道院のトラピストクッキー

日出町のトラピストクッキーは、函館のトラピスチヌ修道院でも販売されているようで、今回初めていただきました。 北斗市のトラピストクッキー同様、卵を使っておらず、味や風味も似ていますが、わずかに水分量が多い印象でした。バターの風味も微妙に異なります。 また、賞味期限が北斗市製は180日、日出町製は120日と異なる点にも注意が必要です。


結び

久々に食べたトラピストクッキー、やはりおいしいです。

不定期で食べたものを書き残していきます。 定量的な評価はせず、あくまで個人的な楽しみとして記録していきます。